2026 年 7 月 19 日(日)〜 7 月 25 日(土)の週にリリースされた Claude Code のアップデートをまとめる。今週の対象は 2.1.215・2.1.216・2.1.217・2.1.218・2.1.219・2.1.220 の 6 バージョン。/verify・/code-review スキルの自動実行を停止した 2.1.215 に続き、sandbox.filesystem.disabled 設定の追加や長時間セッションでのメッセージ正規化コストの二次関数的増加の修正、worktree で隔離されているはずのサブエージェントがメインの git チェックアウトを操作できてしまう問題の修正など多数の修正が行われた 2.1.216、サブエージェントの同時実行数の上限追加やネストのデフォルト無効化、--max-budget-usd によるバックグラウンドエージェントの強制停止など、サブエージェントの運用管理を大きく強化した 2.1.217、そして /code-review をバックグラウンドサブエージェント化し、Windows パスの文字化けや左矢印キーによる会話の意図しない破棄など複数の重要な不具合を修正した 2.1.218 がリリースされた。さらに週末には、Claude Opus 5 を Opus 系のデフォルトモデルとして追加し、2.1.217 でデフォルト無効化したばかりのサブエージェントのネスト深度をデフォルト 3 まで緩和した 2.1.219、そしてバグ修正と信頼性の改善のみの 2.1.220 が続けてリリースされた。
今週のハイライト
/verify・/code-review スキルの自動実行を停止(2.1.215)
これまで Claude Code は、作業の区切りなどで /verify や /code-review のスキルを Claude が自らの判断で自動的に実行することがあったが、2.1.215 ではこの自動実行が廃止された。これらのスキルを利用したい場合は、ユーザーが明示的に /verify または /code-review コマンドを実行する必要がある。意図しないタイミングでの検証・レビューの割り込みを避け、ユーザーがチェックのタイミングを完全にコントロールできるようにする変更である。
sandbox.filesystem.disabled 設定を追加(2.1.216)
ネットワークの egress 制御は維持したまま、ファイルシステムの隔離だけをスキップできる sandbox.filesystem.disabled 設定が追加された。サンドボックス化されたファイルシステムアクセスが環境上の制約でうまく機能しない場合や、ネットワーク制御は必要だがファイルシステムの隔離までは不要なワークフローにおいて、隔離範囲を細かく調整できるようになる変更である。
長時間セッションでの数秒単位の停止を招いていた正規化処理を修正(2.1.216)
長時間のセッションにおいて、メッセージ正規化にかかるコストがターン数に対して二次関数的に増大し、数秒単位の停止やセッション再開の遅さを引き起こしていた問題が修正された。ターン数が多い、あるいは長く使い続けているセッションほど影響が大きかった性能劣化であり、日常的に長時間セッションを使うユーザーにとって体感的な改善につながる修正である。
worktree 隔離サブエージェントの git 越境を修正(2.1.216)
isolation: 'worktree' で隔離されているはずのサブエージェントが、git -C・--git-dir・GIT_DIR/GIT_WORK_TREE を利用することで、自分専用の worktree ではなく共有のメインチェックアウトへ git 操作をリダイレクトできてしまう問題が修正された。worktree による隔離を前提に並行してサブエージェントを走らせる運用において、隔離漏れを塞ぐセキュリティ上重要な修正である。
サブエージェントの同時実行数上限とネスト制御を追加(2.1.217)
サブエージェントの暴走を防ぐための運用管理機能が 2.1.217 でまとめて追加された。同時に実行できるサブエージェント数にデフォルト 20 の上限が設けられ、環境変数で調整可能になったほか、サブエージェントがさらにサブエージェントを起動する「ネスト」がデフォルトで無効化され、CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH で制御できるようになった。さらに --max-budget-usd で設定した予算に達した際、実行中のバックグラウンドサブエージェントも含めて停止するようになった。並列・ネスト実行を多用するエージェント運用において、コストと暴走リスクを抑えるための重要な変更である。
/code-review をバックグラウンドサブエージェント化(2.1.218)
これまで /code-review の実行中は会話がレビュー作業のログで埋め尽くされていたが、2.1.218 ではバックグラウンドサブエージェントとして実行されるように変更された。これによりレビュー作業がメインの会話を圧迫しなくなり、スタックしたスラッシュコマンドをレビュー対象として維持する挙動も保たれる。日常的にコードレビューを Claude Code に任せているユーザーにとって、会話の見通しが大きく改善する変更である。
Windows の \u プレフィックス付きパスの文字化けを修正(2.1.218)
C:\Users\unicorn のように \u で始まるセグメントを含む Windows のパスが、ツール入力の中で CJK 文字に化けてしまい、該当ファイルにアクセスできなくなる問題が修正された。ユーザー名やディレクトリ名に \u で始まる文字列を含む Windows 環境で、意図せずファイル操作が失敗する原因になっていた重要な不具合修正である。あわせて、編集直後に左矢印キーを押すと確認なしで会話が破棄されてしまう問題も修正され、誤操作時には確認を求め、エージェントビューでの Esc はバックグラウンド化していた会話に戻るようになった。
Claude Opus 5 を Opus 系のデフォルトモデルに追加(2.1.219)
Opus 系の新モデルである Claude Opus 5(claude-opus-5)が追加され、Opus のデフォルトモデルとなった。1M トークンのコンテキストウィンドウに対応し、fast mode 利用時の価格は $10/$50 per Mtok に設定されている。あわせて fast mode の対象から Opus 4.7 が外れ、/fast は Opus 5 と Opus 4.8 に適用されるようになったほか、claude-api スキルのデフォルトも Opus 5 に更新され、Opus 4.8 からの移行パスが用意された。日常的に Opus 系モデルを利用しているユーザーにとって、今週最も影響の大きい変更である。
サブエージェントのネスト深度のデフォルトを緩和(2.1.219)
同じ週の 2.1.217 でデフォルト無効化(深度 1)されたばかりのサブエージェントのネスト機能が、2.1.219 ではデフォルト深度 3 まで緩和された。従来通り無効化したい場合は CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH=1 を設定すればよい。あわせて stream-json 出力にもネストしたサブエージェントの転送機能が追加され、--forward-subagent-text 指定時に深度 2 以降のサブエージェントも起動元の Agent tool_use id に紐づけて表示できるようになった。サブエージェントを多段に組み合わせるワークフローを構築するユーザーにとって、運用の柔軟性が戻ってきた変更である。
バージョン別サマリー
| バージョン | リリース日 (JST) | 概要 |
|---|---|---|
| 2.1.220 | 2026-07-25 08:11 | バグ修正と信頼性の改善 |
| 2.1.219 | 2026-07-25 01:11 | Claude Opus 5 を Opus のデフォルトモデルに追加、サブエージェントのネスト深度のデフォルトを 3 に緩和、sandbox.network.strictAllowlist・DirectoryAdded フック追加など多数の新機能・修正・改善 |
| 2.1.218 | 2026-07-23 04:55 | /code-review のバックグラウンドサブエージェント化、Windows \u パスの文字化け修正、左矢印キーによる会話破棄の確認追加など多数の新機能・修正・改善 |
| 2.1.217 | 2026-07-22 04:55 | サブエージェントの同時実行数上限とネストのデフォルト無効化、--max-budget-usd によるバックグラウンドエージェント停止、絵文字ショートコード自動補完、トランスクリプト書き込み失敗の警告表示など多数の新機能・修正 |
| 2.1.216 | 2026-07-21 05:19 | sandbox.filesystem.disabled 設定追加、長時間セッションの正規化処理の高速化、worktree 隔離サブエージェントの git 越境修正、クラウドセッションのコンテナ再起動時のメッセージ消失修正など多数の修正・改善 |
| 2.1.215 | 2026-07-19 09:53 | /verify・/code-review スキルの自動実行を停止し、明示的な呼び出しが必要に |
変更点一覧
2.1.220
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 修正 | バグ修正と信頼性の改善 |
2.1.219
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | Claude Opus 5(claude-opus-5)を追加し、Opus 系のデフォルトモデルに—1M コンテキストに対応し、fast mode は $10/$50 per Mtok |
| 新機能 | sandbox.network.strictAllowlist 設定を追加—サンドボックス化されたコマンドに対し、許可リスト外のホストへのアクセスをプロンプトなしで拒否できるように |
| 新機能 | /add-dir や SDK の register_repo_root コントロールリクエストでセッション中に新しい作業ディレクトリが登録された際に発火する DirectoryAdded フックを追加 |
| 新機能 | ヘッドレスの stream-json init イベントに mcp_server_errors を追加—設定検証でスキップされた --mcp-config エントリを列挙し、ターミナル実行時は起動時警告を表示 |
| 新機能 | workflowSizeGuideline 設定キーを追加—Dynamic workflow size の目安値をどの設定ファイルからでも指定可能に。設定済みの間は /config の該当行が非表示に |
| 新機能 | stream-json でのネストしたサブエージェントの転送に対応—--forward-subagent-text 指定時、深度 2 以降で生成されたサブエージェントが起動元の Agent tool_use id に紐づいて表示されるように |
| 修正 | ターンがストリーミング途中の API エラーで異常終了した際、claude -p のテキスト出力がそれまでに生成済みだった回答を欠落させてしまう問題を修正 |
| 新機能 | claude mcp list と /mcp に、サーバー接続失敗時の HTTP ステータス・エラー文言を表示するように追加し、MCP 設定値に隠れた前後の空白がある場合の警告を追加 |
| 修正 | セルフホストランナーの再起動中に承認した権限が、セッション再開時に失われてしまう問題を修正—承認済みのアクションが実行されるように |
| 修正 | 古いキャッシュが焼き付いていた場合に、対象プランに含まれているにもかかわらず Fable モデルの行に「Requires usage credits」と表示されてしまう問題を修正 |
| 修正 | セルフホストランナーの起動中に SIGTERM を受け取った場合、リースが失効するまでアクティブ行が残り続けてしまう問題を修正—正しくクリーンに登録解除されるように |
| 新機能 | セルフホストランナーの起動・セッション失敗に構造化された失敗カテゴリを追加—フックのエラー・ランナーのクラッシュ・設定エラーを区別できるように |
| 修正 | /model ピッカーが、統合された Opus 行を「Opus (1M context)」ではなく単なる「Opus」と表示してしまう問題を修正 |
| 修正 | GNU screen 内でのコピー・オン・セレクトが、選択範囲をコピーする代わりに base64 をターミナルに出力してしまう問題を修正 |
| 修正 | モデル切り替え・再接続・組織チェック失敗の後、Remote Control のクライアントが古い fast mode の状態を保持し続けてしまう問題を修正 |
| 修正 | Windows で CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH が bash/sh バイナリでないパスを指している場合に終了してしまう、または bash として使われてしまう問題を修正—警告付きで無視されるように |
| 修正 | Vim モードで、空のプロンプト上で ← を押した際に INSERT モードからしかエージェントビューへ戻れなかった問題を修正—NORMAL モードからも戻れるように |
| 修正 | スクリーンリーダーモードで、キー入力のたびに入力行全体を読み上げ直してしまう問題を修正—入力した文字だけをエコーするように |
| 改善 | 「Remote Control is only available via api.anthropic.com」エラーに、原因となった設定項目名を明示するように改善 |
| 改善 | claude --teleport を改善—現在のチェックアウトがセッションのリポジトリと一致しない場合に、どのリポジトリを指しているかを表示するように |
| 変更 | Dynamic workflows のデフォルトを medium サイズガイドライン(15 エージェント未満を目安)に変更—/config の Dynamic workflow size で別サイズや無制限を選択可能 |
| 変更 | managed MCP の allowlist/denylist における ${VAR} エントリの解決元を、設定ファイル内の環境変数から起動時環境変数・managed settings の環境変数に変更 |
| 変更 | /model ピッカーが、リストの中の任意の一部ではなく最新モデルの名前だけをハイライトするように変更—ハイライトが新リリースを示すように |
| 新機能 | 実行中ワークフローのステータス行に現在のデフォルト workflow size を表示するように追加—変更方法として /config へのポインタ付き |
| 変更 | fast mode から Opus 4.7 を削除—/fast は Opus 5 と Opus 4.8 に適用されるように |
| 改善 | claude-api スキルを更新し、デフォルトを Claude Opus 5 に—Opus 4.8 からの移行パスも追加 |
| 変更 | サブエージェントのネスト深度のデフォルトを 3 に緩和(従来は 1)—CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH=1 でネストを無効化可能 |
2.1.218
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 変更 | /code-review をバックグラウンドサブエージェントとして実行するように変更—レビュー作業が会話を埋め尽くさなくなり、スタックしたスラッシュコマンドをレビュー対象として維持するように |
| 新機能 | スクリーンリーダーモード(--ax-screen-reader)で、単語・行削除(Option+Delete・Ctrl+W・Cmd+Backspace・Ctrl+U・Ctrl+K)時に削除されたテキストをアナウンスするように追加 |
| 修正 | C:\Users\unicorn のような \u で始まるセグメントを含む Windows パスがツール入力で CJK 文字に化けてファイルにアクセスできなくなる問題を修正 |
| 修正 | 左矢印キーで会話が取り消し不能なまま破棄されてしまう問題を修正—編集直後の押下は確認を求めるようになり、エージェントビューでの Esc はバックグラウンド化していた会話に戻るように |
| 新機能 | claude mcp list と /mcp に、サーバー接続失敗時の HTTP ステータス・エラー文言を表示するように追加し、MCP 設定値に隠れた前後の空白がある場合の警告を追加 |
| 修正 | ペーストされた改行を Ctrl+J として扱うターミナルで、複数行ペーストが j に置き換わって 1 行に潰れてしまう問題を修正 |
| 修正 | メッセージピッカーからの compact 後、/context が古い compact 前のトークン使用量を表示してしまう問題を修正 |
| 修正 | 「review my auth changes」のような説明的な引数を渡すと /ultrareview が失敗していた問題を修正—現在のブランチのレビューを実行し、渡したテキストを所見へのメモとして適用するように |
| 修正 | 非対話セッションで /code-review ultra が無言でローカルレビューを実行してしまう問題を修正—クラウドレビューが起動するように |
| 修正 | gateway の spend metering が Bedrock の application-inference-profile ARN など設定でマッピングされたアップストリームモデル ID を、設定済みモデルのレートで正しく価格計算するように修正 |
| 修正 | 長い IDE 選択範囲が絵文字の途中で切り詰められた際の文字化け、およびツール実行エラーが無言で握りつぶされる場合がある問題を修正 |
| 修正 | エンジンの終了処理における、幽霊ターンを開始・放棄してしまうことがあったレースコンディションを修正し、クローズ後にプッシュされた入力が一貫して拒否されるように修正 |
| 修正 | 中断されたツール呼び出し後に偽の「[Request interrupted by user]」メッセージが表示される問題、およびツールが応答途中で中断した際にペアのない tool_use ブロックがトランスクリプトに残る問題を修正 |
| 修正 | --ax-screen-reader モードで、入力欄末尾のスペース入力時に VoiceOver が入力したスペースを読み上げず「new line」と読み上げてしまう問題を修正 |
| 修正 | プラグイン・設定パネルがフォーカス行にターミナルカーソルを移動しない問題を修正—スクリーンリーダーや拡大鏡が矢印キー操作を追従できるように |
| 修正 | 深くネストされた監視対象ディレクトリツリーが削除・移動された場合、および深くネストされた UI ツリーを描画する場合のクラッシュ(最大コールスタック超過)を修正 |
| 修正 | セッションが PR の作成・リンク直後に終了した場合、pull request イベントが失われることがある問題を修正 |
| 修正 | パーティション化された AWS リージョンやプロキシ専用ネットワークで、Bedrock セットアップウィザードの assume-role プロファイルの検証が失敗する問題を修正 |
| 修正 | システムクロックの調整後にターンの所要時間が稀に負の値・不正確な値になる問題を修正—モノトニッククロックで計測するように |
| 修正 | 「N MCP servers need authentication」の起動時通知が、claude.ai 上で未接続の claude.ai コネクタを過剰カウントしてしまう問題を修正 |
| 修正 | 履歴書き込みの競合・失敗時にプロンプト履歴のエントリが失われる・重複する問題を修正 |
| 修正 | 大きな thinking budget を伴うコンテキストオーバーフローエラー後に、同一の失敗確定リクエストを再送し続けるリトライループを修正—Ctrl+B によるバックグラウンド化も他の経路と同じバックグラウンドシェル上限が適用されるように |
| 修正 | 信頼されていないフォルダから実行されるエージェント frontmatter フックの問題を修正—フックの実行にはエージェントファイル自身のフォルダがワークスペース信頼を受け入れている必要があるように |
| 修正 | ヘッドレス・SDK セッションで、compaction 後に fork セッションの系譜が失われる問題を修正 |
| 修正 | 履歴に不正な delta 添付が含まれる場合、再開したセッションが毎ターン失敗する、または再開時にクラッシュする問題を修正 |
| 改善 | /ultrareview のエラーフィードバックを改善—不正な引数を変更せず再試行するのではなく、Claude が修正できるように |
| 改善 | auto mode を改善—危険な rm・バックグラウンドの &・疑わしい Windows パスのチェックで権限ダイアログを開かなくなり、auto mode の分類器が判定するように |
| 改善 | IDE 連携におけるサンドボックスのコマンド制限を改善 |
| 改善 | 信頼ダイアログに、許可の対象となるリポジトリルートの名前を表示するように改善 |
| 変更 | /deep-research を手動起動時のみ開始するように変更—Claude が自らの判断で起動しなくなった |
| 変更 | auto を伴う plan mode が、静的解析器が読み取り専用と証明できない Bash コマンドを確認しなくなるように変更—auto mode の分類器が判定するように |
| 新機能 | /config model=<x> や Remote Control でのモデル切り替えの結果 fast mode が変化した際にアナウンスを表示するように追加 |
| 変更 | サーバー管理設定を変更—無害な機能・コストのトグルが設定承認プロンプトをトリガーしなくなった |
| 変更 | エージェント Markdown ファイルが、プラグインの名前空間用に予約されている : を含むエージェント名を拒否するように変更 |
| 変更 | context: fork を指定したスキルがデフォルトでバックグラウンド実行されるように変更—スキルごとに background: false でオプトアウト可能 |
| 新機能 | スキル・プラグインの frontmatter の真偽値について、true/false に加えて yes/no/on/off/1/0(大文字小文字を区別しない)を受け付けるように追加 |
| 修正 | リモートセッションが、ワーカーが置き換わった後もハートビートを送信し続けてしまう問題を修正—長時間稼働する desktop・IDE プロセスが拒否されたリクエストを数秒おきに永久にリトライし続ける原因になっていた |
2.1.217
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | プロンプト入力に絵文字ショートコードの自動補完を追加—:heart: と入力すると ❤️ に変換されるように |
| 改善 | トランスクリプトの書き込みに失敗した場合に警告を表示するように変更—無言でのデータ損失を防止 |
| 修正 | 切り詰められた MCP ツール出力によるメモリリークを修正 |
| 修正 | Windows の自動更新に失敗した際、claude.exe が失われた状態のままになる問題を修正—自動的に復元されるように |
| 改善 | シンボリックリンクされた作業ディレクトリにおけるバックグラウンドセッションの隔離を改善 |
| 修正 | Bedrock 上の Claude Opus 4.8 で auto-compact が機能しない問題を修正 |
| 修正 | Desktop 版で企業の mTLS・TLS 検証・OAuth スコープ・プロキシ設定が反映されていなかった問題を修正 |
| 修正 | スクリーンリーダーモードの起動時アナウンスが、最初のプロンプト描画によって途中で打ち切られる問題を修正 |
| 修正 | シグナルごとの OTEL オーバーライドを使用した際、managed settings のテレメトリのルーティング先が誤る問題を修正 |
| 修正 | 添付ファイルが不正な形式の場合に --resume/--continue や /resume が TypeError で失敗する問題を修正 |
| 修正 | Remote Control で後から参加した視聴者に権限プロンプトが表示されない問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドシェルが停止不能になってしまう問題を修正 |
| 修正 | CLAUDE.md・SKILL.md の波かっこ展開が OOM を引き起こす問題を修正—展開に予算上限を設けて対処 |
| 改善 | 起動中のバックグラウンドセッションにアタッチする際のトランスクリプトプレビューのレイアウトを改善 |
| 修正 | ターミナルのサポート検出に失敗した場合でも、フッターの PR バッジリンクがクリック可能になるように修正 |
| 改善 | ログイン期限切れ警告を表示するタイミングを、期限の 5 日前から 3 日前に変更 |
| 改善 | frontend-design プラグインの提案 tip の表示回数を生涯合計 3 回までに制限 |
| 新機能 | サブエージェントの同時実行数に上限を追加(デフォルト 20、環境変数で設定可能) |
| 新機能 | サブエージェントの入れ子(ネスト)をデフォルトで無効化—CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH で制御可能 |
| 改善 | --max-budget-usd がバックグラウンドサブエージェントを停止し、実行中のエージェントも停止させるように改善 |
2.1.216
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | sandbox.filesystem.disabled 設定を追加—ネットワークの egress 制御を維持したままファイルシステムの隔離をスキップできるように |
| 修正 | 長時間セッションで発生していた、メッセージ正規化のコストがターン数に対して二次関数的に増大する遅延を修正—数秒単位の停止や再開の遅さの原因だった |
| 修正 | OAuth トークンがセッション途中で期限切れ・ローテートした際、auto mode が「HTTP 401」の分類エラーを伴うコマンドを拒否してしまう問題を修正 |
| 修正 | AskUserQuestion が、ユーザーの回答が待機や説明を求めるものであっても Claude に続行を指示してしまう問題を修正—自由記述の回答には中立的な文言が使われるように |
| 修正 | Claude Code on the web が、セッションが数分間アイドル状態だった後に同じ質問を再度尋ねて回答を取りこぼしてしまう問題を修正 |
| 修正 | ファイル変更フック後の @-mention が無言で何も添付しない問題、vim の c 演算子とペーストのドットリピートの問題、再開時にステータスラインが二重に実行される問題、失敗時に resume ピッカーがハングする問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドエージェントセッションを再開した際にデフォルトエージェントへ戻ってしまう問題を修正—エージェントのプロンプトとツール制限が復元されるように |
| 修正 | worktree で隔離されたサブエージェントが、git -C・--git-dir・GIT_DIR/GIT_WORK_TREE を介して共有チェックアウトへ git 操作をリダイレクトできてしまう問題を修正 |
| 修正 | 作業ディレクトリが選択中のプロジェクトと一致しない場合、worktree セッションが別プロジェクトの残存 worktree に着地してしまう問題を修正 |
| 修正 | worktree に git リポジトリが存在しないバックグラウンドセッションが削除不能になる問題を修正 |
| 修正 | claude daemon stop --any が、古いレガシーデーモンのロックファイルにより無関係なプロセスを終了させ得る問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドタスクが存在する長時間実行セッションで、アイドルプロンプトでの Esc-Esc が rewind ピッカーを開かない問題を修正 |
| 修正 | && リストや否定の中にリダイレクトを含む複合文に対する Bash コマンドの権限チェックを修正 |
| 修正 | エージェントリストで Ctrl+X を 2 回押した際にセッションの削除に失敗する問題、およびバックグラウンドワーカーが停止した際に削除済みセッションが再表示されてしまう問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドサブエージェントが、起動処理中に優先度の高いメッセージが届いた際にキャンセルされてしまう問題を修正 |
| 修正 | /memory・/plan・/keybindings・Ctrl+G から開いた GUI エディタが開いている間、マウス・フォーカスの表示が乱れる問題を修正—/memory もエディタが閉じるのを待たなくなった |
| 修正 | セッションの OAuth トークンに必要なスコープが欠けている場合、Claude-in-Chrome が再接続時に 403 ループする問題を修正 |
| 修正 | ワークフローの保存やスケジュールされたタスクの書き込みが .claude のシンボリックリンクを辿ってしまい、プロジェクト外への書き込みにつながり得る問題を修正 |
| 修正 | MCP の再認証が、新しいサインインが成功する前に有効な認証情報を失効させてしまう問題、およびバックグラウンドセッションの再接続に必要な認証メッセージが使用不能なコマンドを示してしまう問題を修正 |
| 修正 | Windows で読み取り専用コマンドがネットワークパスに権限プロンプトなしでアクセスできてしまう問題を修正 |
| 修正 | Bash コマンドの非 ASCII 文字の解析が実際のシェルの単語境界と一致するように修正 |
| 修正 | 不可視の Unicode 文字を含むコマンドに対する PowerShell ツールの権限検証を修正 |
| 修正 | フルスクリーンモードでダイアログがパネルの右端をはみ出す問題を修正 |
| 修正 | フルスクリーンモードの /config 設定リストがキーボードヒントのフッターをクリップしてしまう問題を修正 |
| 修正 | トランスクリプトモード(Ctrl+O)のフッターヒントが 104 桁未満のターミナルで折り返されてしまう問題を修正 |
| 修正 | Prometheus メトリクスエンドポイント(OTEL_METRICS_EXPORTER=prometheus)が不正な # UNIT 行を出力する問題を修正 |
| 修正 | セッション中に変更したスキル・コマンドが、再起動するまでスラッシュメニューに反映されない問題を修正 |
| 修正 | name frontmatter フィールドを持つプラグインスキルが、スラッシュコマンドの自動補完でプラグインプレフィックスを失ってしまう問題を修正 |
| 修正 | 権限拒否に関するテレメトリの誤報告を修正—失敗した権限プロンプトのリクエストがユーザー拒否としてカウントされなくなり、ユーザーによる中断がユーザー拒否ではなくユーザーアボートとして報告されるように |
| 改善 | /fork の確認メッセージを 1 行に簡略化—新しいセッション名・claude attach の id・コピーがチェックアウトを共有している場合の注記を表示 |
| 改善 | PowerShell ツールにおける git・gh コマンド引数の検証を改善 |
| 改善 | /ultrareview の diff が大きすぎる場合のエラーに、設定された上限・実測の diff サイズ・最も寄与の大きいファイルを表示するように改善 |
| 改善 | /code-review ultra の空 diff メッセージが、対象のベース参照を明示し明示的なベースの指定を提案するように改善 |
| 改善 | spend limit の調整プロンプトが、サーバー側の変更却下理由を表示するように改善 |
| 改善 | /context が会話がコンテキストウィンドウを超えた際に明示的な警告を表示するように、また /compact の失敗がエラーとして表示されるように |
| 修正 | /rewind がトラッキングされているパス上のシンボリックリンクやハードリンクを介してファイルを復元・削除しなくなり、スキップしたパス数を報告するように修正 |
| 改善 | バックグラウンドセッションで、クライアントが接続していない場合に /mcp と /install-github-app がエージェントビューに「needs input」リクエストを配置するように |
| 改善 | 標準搭載の dataviz スキルを更新—デフォルトのチャート配色順を変更し、4 系列チャートでの直接ラベル付けを推奨していた誤ったガイダンスを修正 |
| VSCode | 英語やコードと混在した際に右横書き文字(アラビア語・ヘブライ語・ペルシャ語)の表示順序が誤る問題を修正 |
| 修正 | クラウドセッションで、ターン処理中にコンテナが再起動すると送信中のメッセージが失われる問題を修正—中断されたターンが再開時に再実行されるようになり、セッションが応答不能のまま残ることがなくなった |
2.1.215
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 変更 | Claude が /verify と /code-review の各スキルを自らの判断で自動実行しなくなった—利用したい場合は /verify または /code-review を明示的に呼び出す必要がある |
まとめ
今週は 2.1.215・2.1.216・2.1.217・2.1.218・2.1.219・2.1.220 の 6 バージョンがリリースされた。2.1.215 では /verify・/code-review スキルの自動実行が廃止され、2.1.216 では sandbox.filesystem.disabled 設定の追加や長時間セッションでの性能劣化・worktree 隔離漏れ・クラウドセッションのメッセージ消失など、安定性とセキュリティに関わる幅広い修正がまとめて行われた。続く 2.1.217 では、サブエージェントの同時実行数上限やネストのデフォルト無効化、--max-budget-usd によるバックグラウンドエージェント停止といった運用管理機能が強化され、2.1.218 では /code-review がバックグラウンドサブエージェント化されて会話を圧迫しなくなったほか、Windows の \u プレフィックス付きパスの文字化けや左矢印キーによる会話の意図しない破棄など、日常利用に直結する不具合が多数修正された。そして週末の 2.1.219 では、Claude Opus 5 が Opus 系のデフォルトモデルとして追加されるとともに、直前の 2.1.217 でデフォルト無効化されたばかりのサブエージェントのネスト深度がデフォルト 3 まで緩和されるなど、モデルとサブエージェント運用の両面で大きな動きがあった。同日中にリリースされた 2.1.220 はバグ修正と信頼性の改善のみである。長時間・大規模なセッションや worktree ベースの並行エージェント運用、サブエージェントを多用するワークフロー、日々のコードレビューを Claude Code に任せているユーザー、そして最新の Opus モデルを追いたいユーザーにとって、恩恵の大きい一週間となった。