2026 年 7 月 5 日(日)〜 7 月 11 日(土)の週にリリースされた Claude Code のアップデートをまとめる。対象は 2.1.202〜2.1.207 の 6 バージョン。/config に動的ワークフローの規模を制御する設定が追加されたほか、/review <pr> が単発の高速レビューに戻され /code-review との役割が整理された(2.1.202)。続く 2.1.203 では、macOS でのバックグラウンドエージェント起動の遅延やセッショントークン失効時の応答不能、シェルで export した ANTHROPIC_BASE_URL が無視され API キーがデフォルトエンドポイントに送信されてしまう問題など、バックグラウンドセッション周りの安定性・セキュリティに関わる修正が多数行われた。2.1.204 ではヘッドレスセッションの SessionStart フックに関する修正が 1 件行われている。2.1.205 では、セッショントランスクリプトの改ざんを防ぐ auto mode ルールの追加や rm -rf 実行前の確認強化、/doctor の全面的なセットアップチェックアップ化など、安全性と運用性を高める変更が加わった。2.1.206 では、バックグラウンドエージェントが更新直後にバックグラウンドで新バージョンへアップグレードされるようになったほか、/doctor に不要な CLAUDE.md の記述を削減提案する機能が追加されるなど、日常運用の快適さを高める変更が中心となった。週の締めくくりとなる 2.1.207 では、プラグインのシェルフォームコマンドにおける ${user_config.*} 展開を悪用したシェルインジェクションの修正や、Bedrock・Vertex AI・Foundry で auto mode がオプトイン不要のデフォルト提供になるなど、セキュリティと利便性の両面での変更が加わった。
今週のハイライト
「Dynamic workflow size」設定を追加(2.1.202)
/config に、Claude が動的ワークフローを生成する際のエージェント数(small/medium/large)を制御する「Dynamic workflow size」設定が追加された。あくまで目安(advisory guideline)であり、強制的な上限ではない点に注意が必要。ワークフローが想定より大きく・小さく展開されがちな場合に、規模感を調整する手がかりになる。
/review <pr> が単発の高速レビューに回帰(2.1.202)
/review <pr> の挙動が、複数エージェントによるレビューから元の単発の高速レビューに戻された。複数エージェントによる効果レベル指定つきレビューを行いたい場合は /code-review <level> <pr#> を使う形に役割が整理された。
シェルの ANTHROPIC_BASE_URL が無視され API キーが漏えいする問題を修正(2.1.203)
バックグラウンドおよびエージェントビューのセッションが、シェルで export した ANTHROPIC_BASE_URL を無視してしまい、結果として API キーがデフォルトのエンドポイントに送信されて 401 エラーになる問題が修正された。カスタムエンドポイント(プロキシやセルフホスト環境など)を利用しているユーザーにとっては、意図しない宛先へ認証情報が送信されかねないセキュリティ上重要な修正である。
macOS でのバックグラウンドエージェントセッション起動の遅延を修正(2.1.203)
macOS でバックグラウンドエージェントセッションを開いたり切り替えたりする際、誤ったメモリ不足検知が原因で 15〜20 秒ほど固まってしまう問題が修正された。これは 2.1.196 で発生したリグレッションで、日常的にバックグラウンドセッションを行き来する運用でのストレスが解消される。
auto mode のセキュリティ強化(2.1.205)
2.1.205 では auto mode に、セッションのトランスクリプトファイルへの改ざんをブロックするルールが追加された。これにより、悪意のある指示やコンテキスト汚染によってトランスクリプト自体が書き換えられ、あたかも人間が承認したかのように偽装される攻撃を防ぐ。あわせて、バックグラウンドタスクの通知には人間による入力が発生していないことが明示されるようになり、トランスクリプト内に捏造された承認が実行されてしまうリスクも低減された。さらに auto mode は、コンテキストから解決できない変数に対して rm -rf を実行する前に確認を求めるようになり、変数展開に起因する意図しない削除を防ぐ安全策も強化されている。
バックグラウンドエージェントの自動アップグレードが更新直後にバックグラウンドで完了するように(2.1.206)
これまではバックグラウンドエージェントを新しい Claude Code のバージョンにアップグレードする処理が、ユーザーが attach した際に実行されており、古いセッションへのアップグレード待ちで動作が遅くなることがあった。2.1.206 では、この処理が Claude Code 本体の更新直後にバックグラウンドで先に済まされるようになり、attach 時の待ち時間が解消される。週を通じてバックグラウンドセッションの安定性・応答性に関する修正が続いていたが、その流れを汲む改善と言える。
/doctor が不要な CLAUDE.md 記述のトリムを提案するように(2.1.206)
/doctor に、リポジトリにチェックインされた CLAUDE.md のうち、コードベースから Claude が自然に読み取れる内容を削減するよう提案するチェックが追加された。CLAUDE.md が肥大化しコンテキストを圧迫しがちな運用に対し、定期的なメンテナンスの手がかりを与える機能である。
プラグイン設定値のシェルインジェクションを修正(2.1.207)
プラグインの hooks・monitors・MCP の headersHelper において、シェルフォームのコマンド文字列内で ${user_config.*} が展開されてしまう問題が修正された。ユーザー設定値がそのままシェルに渡ることでコマンドインジェクションが成立し得たための対応で、hooks は exec 形式(args 配列)や $CLAUDE_PLUGIN_OPTION_<KEY> を使う形に、monitors と headersHelper は設定値をスクリプト内部で読み取る形に変更する必要がある。あわせて、プラグインのオプション値がプロジェクトの .claude/settings.json から読み込まれなくなり、ユーザー設定・--settings・管理者設定のみが有効になった。
auto mode が Bedrock・Vertex AI・Foundry でオプトイン不要に(2.1.207)
これまで CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE の明示的な opt-in が必要だった Bedrock・Vertex AI・Foundry 環境でも、auto mode がデフォルトで利用可能になった。無効化したい場合は設定の disableAutoMode で opt-out できる。あわせて、Bedrock・Vertex・AWS 上の Claude Platform のデフォルトモデルが Claude Opus 4.8 に変更されている。
バージョン別サマリー
| バージョン | リリース日 (JST) | 概要 |
|---|---|---|
| 2.1.207 | 2026-07-11 07:25 | auto mode が Bedrock/Vertex AI/Foundry でオプトイン不要に、プラグイン設定値のシェルインジェクションを修正、Bedrock/Vertex/AWS の Claude Platform のデフォルトモデルを Opus 4.8 に変更、多数の修正 |
| 2.1.206 | 2026-07-10 02:54 | /doctor に CLAUDE.md トリム提案チェックを追加、バックグラウンドエージェントの自動アップグレードをバックグラウンド化、EnterWorktree の確認追加、多数の修正 |
| 2.1.205 | 2026-07-09 04:34 | auto mode にトランスクリプト改ざん防止ルールと rm -rf 実行前の確認を追加、/doctor を全面チェックアップ化、エージェントビューの表示改善、多数の修正 |
| 2.1.204 | 2026-07-08 09:04 | ヘッドレスセッションの SessionStart フックでイベントがストリーミングされずリモートワーカーがアイドル判定される問題を修正 |
| 2.1.203 | 2026-07-08 02:40 | ログイン期限切れ警告・手動権限モードバッジを追加、ANTHROPIC_BASE_URL の欠落や macOS 起動遅延などバックグラウンドセッション周りの修正多数、claude agents UI 改善 |
| 2.1.202 | 2026-07-07 05:41 | /config に「Dynamic workflow size」設定を追加、ワークフロー実行への OTel 属性追加、/review <pr> を単発レビューに回帰、多数の修正 |
変更点一覧
2.1.207
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 変更 | Bedrock・Vertex AI・Foundry で CLAUDE_CODE_ENABLE_AUTO_MODE の opt-in なしに auto mode が利用可能に—設定の disableAutoMode で無効化可能 |
| 変更 | Bedrock、Vertex、AWS 上の Claude Platform のデフォルトモデルを Claude Opus 4.8 に変更 |
| 変更 | auto mode がリポジトリ内の .claude/settings.local.json から autoMode を読み込まなくなった—代わりに ~/.claude/settings.json を使用 |
| 改善 | エージェントビューを改善—同じテキストを再度ペーストした際、折りたたまれた [Pasted text #N] プレースホルダーを重複追加せず展開するように |
| 改善 | エージェントビューを改善—ブロックされたセッションの peek 表示が質問を先頭に示し、同じタイムスタンプを二重表示する代わりに経過時間(waiting 3m など)を表示するように |
| 修正 | 非常に長いリスト・テーブル・段落・コードブロックを含む応答のストリーミング中にターミナルがフリーズしキー入力が遅延する問題を修正 |
| 修正 | claude -p や SDK などの非インタラクティブ実行でのリモート管理設定が、セキュリティ同意ダイアログを一度も表示せずに同意済みとして永続記録されてしまう問題を修正 |
| 修正 | 良性のシステム生成会話更新によって発生する誤った prompt-injection 警告を修正 |
| 修正 | 自動更新が ~/.local/bin/claude のカスタムランチャースクリプトやシンボリックリンクをリリースのたびに上書きしてしまう問題を修正—/doctor が外部管理のランチャーであることを報告するように |
| 修正 | 出力リダイレクトが /dev/null のみである複合コマンド(cd を含む)が権限を求めてしまう問題を修正 |
| 修正 | 応答のストリーミング完了時にトランスクリプトが回答の先頭より上にジャンプしてしまう問題を修正 |
| 修正 | worktree.sparsePaths を使用した最後の worktree を削除した後も extensions.worktreeConfig がリポジトリの .git/config に残り、tea などの go-git ツールが壊れる問題を修正 |
| 修正 | rules のグロブ、スキルパス、.ignore、.worktreeinclude における不正な括弧パターンがファイル読み込み・ファイル候補表示・worktree 作成を壊す問題を修正 |
| 修正 | agent teams で不正なチームメイトのメールボックスメッセージによりクラッシュループが発生し、メールボックスファイルを手動削除するまで毎秒エラーが繰り返される問題を修正 |
| 修正 | プラン承認により自動命名されたバックグラウンドセッションが、エージェントビューの行にその名前を表示しない問題を修正 |
| 修正 | git worktree に入ったバックグラウンドセッションが、コールドリオープン後に空の状態で再開してしまう問題を修正 |
| 修正 | ネットワーク中断からの接続復旧時に Remote Control のタスクステータス更新が失われる問題を修正 |
| 修正 | デスクトップアプリがホストする Remote Control セッションが、モバイル・web でバックグラウンドエージェントやワークフローの進捗を表示しない問題を修正 |
| 修正 | Deep research の実行で Fetch フェーズの全エージェントが「unknown」とラベル付けされる問題を修正—チップに参照元のホスト名を表示するように |
| 修正 | Bedrock が API リクエストのたびに IAM Identity Center へ新しい AWS SSO 認証情報を繰り返し要求してしまう問題を修正 |
| 修正 | Windows で AWS 認証情報の解決がスタック(例: credential_process のハング)した際に無期限にハングする問題を修正—60 秒のスタックガードが確実に発動するように |
| 修正 | プラグインの hooks・monitors・MCP の headersHelper において、シェルフォームコマンド内の ${user_config.*} が展開されてしまう問題(シェルインジェクション)を修正—hooks は exec 形式(args 配列)または $CLAUDE_PLUGIN_OPTION_<KEY> を使用し、monitors と headersHelper は設定値をスクリプト内部(設定ファイルやサーバーの env ブロック)で読み取る形に変更 |
| 修正 | プラグインのオプション値(pluginConfigs)がプロジェクトレベルの .claude/settings.json から読み込まれなくなった問題を修正—ユーザー設定・--settings・管理者設定のみが有効に |
| 修正 | /usage-credits の金額入力が、貼り付けられたタイムスタンプなどの不正な値を静かに数字だけに切り詰めてしまう問題を修正—不正な金額はエラーで拒否され、1,000 ドルを超える金額は入力での確認が必要に |
2.1.206
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | /cd にディレクトリパスの候補表示を追加—/add-dir と同様の挙動に |
| 新機能 | /doctor に、コードベースから Claude が読み取れる内容を削減してチェックイン済みの CLAUDE.md をトリムするよう提案するチェックを追加 |
| 新機能 | /commit-push-pr が、origin に加えてリポジトリの設定済み push リモート(remote.pushDefault、または設定されているリモートが 1 つのみの場合はそのリモート)への git push を自動許可するように |
| 新機能 | Gateway: /login が Anthropic が運用する公開 gateway エンドポイントに対応 |
| 新機能 | EnterWorktree が、プロジェクトの .claude/worktrees/ ディレクトリ外の git worktree に入る前に確認を求めるように |
| 改善 | バックグラウンドエージェントが、Claude Code の更新直後にバックグラウンドで新バージョンへアップグレードされるように—attach 時に発生していた古いセッションへの遅いアップグレード待ちを解消 |
| 改善 | claude-opus-4-8 における /code-review の指摘品質を全ての効果レベルで改善 |
| 改善 | エージェントビューを改善—ステータス列が 64 文字で切り詰められず、ターミナルの全幅を使用するように |
| 変更 | エージェントビューを変更—Ctrl+X で完了済みセッションを完全に削除できるように、またセッションが二重に表示されなくなり、削除済みのバックグラウンドジョブが削除済みのままになるように |
| 修正 | ログイン期限切れの際に、/login の実行を促す代わりに誤解を招く「There’s an issue with the selected model」エラーで全モデルが失敗する問題を修正 |
| 修正 | claude --resume と --continue が起動時にキーボード入力に応答しない問題を修正 |
| 修正 | --mcp-config や .mcp.json で設定した MCP サーバーがサーバーごとの request_timeout_ms を無視する問題を修正—新規セッションで長時間実行の MCP ツール呼び出しがデフォルトの 60 秒でタイムアウトしていた |
| 修正 | CLAUDE_CODE_EXTRA_BODY が claude agents / --bg のバックグラウンドワーカーで静かに無視される問題を修正—シェルで export したオーバーライドがディスパッチ元セッションに引き継がれるように |
| 修正 | OAuth MCP サーバーが、トークンのリフレッシュが 1 回失敗しただけで手動での再認証を要求する問題を修正 |
| 修正 | --permission-prompt-tool が MCP サーバーを指している場合、サーバーの接続完了前のコールドスタート時に「MCP tool not found」でクラッシュする問題を修正 |
| 修正 | /model ピッカーの行が名前の異なるモデルの価格を表示してしまう問題を修正—また、価格を請求しないプロバイダーではファーストパーティの定価を表示しないように |
| 修正 | エンタイトルメントやアローリストの制限により行が配置対象から外れた際、サーバー提供のモデル行が /model ピッカーで誤った位置に表示される問題を修正 |
| 修正 | ターン中にスラッシュコマンドが送信された後、デスクトップセッションが「running」表示のまま固まる問題を修正 |
| 修正 | Windows でセットアッププロンプトが表示された後の素の claude --resume において、エージェントビューでキーボード入力が無視される問題を修正 |
| 修正 | claude rm が削除したジョブをデーモンの一覧に残してしまい、claude agents に行が再表示される問題を修正 |
| 修正 | ログアウト状態で /remote-control が「Unknown command」と表示する問題を修正—サインイン方法を案内するように |
| 修正 | ワークフロー詳細ビューで左矢印キーがフェーズやエージェントから戻れない問題を修正 |
| 修正 | /status が同じ壊れたインストールの警告を二重に表示する問題を修正 |
| 修正 | LSP プラグインに対する誤った「disused plugin」の表示と、偏った不使用テレメトリを修正 |
| 修正 | /doctor の更新チェックが、Homebrew インストールを設定のチャンネルではなく cask のチャンネルと比較するように修正 |
| 修正 | フルスクリーンのジャンプ・トゥ・ボトムのピルが macOS で Ctrl+End を提案してしまう問題、再割り当てされたキーの組み合わせが表示されない問題、トランスクリプト上にはみ出す問題を修正 |
| 修正 | Bedrock: egress が制限されたネットワークで awsCredentialExport ヘルパーを使用した際に発生する数分間の起動ハングを修正 |
2.1.205
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | auto mode に、セッションのトランスクリプトファイルへの改ざんをブロックするルールを追加 |
| 改善 | auto mode を改善—コンテキストから解決できない変数に対して rm -rf を実行する前に確認を求めるように |
| 改善 | 自動更新のバイナリダウンロードをメモリにバッファせずディスクへストリーミングするように変更し、アップデーターのピークメモリ使用量を約 400MB 削減 |
| 改善 | バックグラウンドタスクの通知に、人間による入力が発生していないことを明示するように変更—トランスクリプト内に捏造された承認が実行されるのを防止 |
| 改善 | エージェントビューを改善—既存の PR を編集・マージ・コメント・push したセッションが claude agents でその PR にリンクされるように |
| 改善 | エージェントビューを改善—各行が生のツール呼び出しテキストの代わりに色分けされた状態語と分類器が生成した見出しを表示するように、また peek 表示にブロックされたセッションの正確な確認内容を含む完全なステータスが表示されるように |
| 改善 | /doctor を、問題を診断・修正できる本格的なセットアップチェックアップに変更—/checkup はそのエイリアス |
| 変更 | Claude Desktop のペイン名変更に先立ち、「Claude Browser」という MCP サーバー名を(「Claude Preview」と並んで)予約—ユーザー設定の MCP サーバーはどちらの名前でも登録できなくなった |
| 修正 | --json-schema が無効なスキーマの場合に構造化されていない出力を静かに生成してしまう問題と、format キーワードを使用したスキーマが拒否される問題を修正 |
| 修正 | --max-turns の上限でターンが終了した際、Claude が作業中に送信されたメッセージが静かに失われる問題を修正 |
| 修正 | worktree 内に NTFS ジャンクションやディレクトリシンボリックリンクが存在する場合、Windows での worktree 削除が worktree 外のファイルまで削除してしまう問題を修正 |
| 修正 | SendMessage で再開されたバックグラウンドエージェントが、エージェント一覧で「failed」または「completed」と表示され続ける問題を修正 |
| 修正 | エージェントのターンに読み取り可能なテキストが含まれない場合、バックグラウンドジョブがエージェント一覧で「needs input」から「working」に戻ってしまう問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドエージェントがアップグレード中の再起動中である場合、claude attach が復帰を待たずにエラーになる問題を修正 |
| 修正 | Bash 呼び出しの出力が 30K のインライン上限を超えた際に作成された PR が、セッションと PR の紐付けから漏れる問題を修正 |
| 修正 | サーバー名に非対応の文字が含まれる場合に claude mcp add-from-claude-desktop がスタックする問題を修正—無効な名前は報告され、残りのサーバーはインポートされ続けるように |
| 修正 | 初期化に失敗するプラグインの LSP サーバーが、同じファイル拡張子を扱う別プラグインの正常な LSP サーバーの動作を妨げる問題を修正 |
| 修正 | Claude を起動したディレクトリがコマンド実行中に削除・ロック・アンマウントされた際の Windows のクラッシュを修正 |
| 修正 | ディレクトリスキャン中にファイルウォッチャーが閉じられた際のクラッシュを修正 |
| 修正 | プロジェクトの verify スキルが、ドキュメント化されたコマンドが変更された時のみでなく毎セッション書き換えられてしまう問題を修正 |
| 修正 | ジョブ一覧がわずかに画面をオーバーフローした際、エージェントビューが 1 行分高くレンダリングされヘッダーが見切れる問題を修正 |
| 修正 | web/モバイルの Remote Control パネルでバックグラウンドタスクが古い「Running」状態のまま表示される問題を修正—メンバーシップ変更のたびに完全なタスク状態を転送するように |
| 修正 | CLI 2.1.203 以降で Cowork の VM モードのローカルエージェントセッションが「Not logged in · Please run /login」で起動に失敗する問題を修正 |
2.1.204
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 修正 | ヘッドレスセッションの SessionStart フックでフックイベントがストリーミングされない問題を修正—フック実行中にリモートワーカーがアイドルとみなされ強制終了されることがあった |
2.1.203
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | ログインの期限切れが近づくと警告を表示するように—バックグラウンドセッションが中断される前に再認証できる |
| 新機能 | 手動権限モード時にフッターへグレーの ⏸ バッジを追加—アクティブなモードが常に見えるように |
| 新機能 | セッションの追加作業ディレクトリを MCP roots/list に追加し、セット変更時に notifications/roots/list_changed を送信するように |
| 改善 | 長い応答のストリーミング中の応答性を改善—ライブプレビューの更新で画面全体を再描画しないように |
| 改善 | サブエージェントの挙動を改善—タスク全体を別のサブエージェントへ再委任しにくくなった |
| 改善 | バンドルされた大きな依存関係をインライン化せず遅延読み込みするように変更し、バイナリサイズを約 7MB、起動時メモリを約 7MB 削減 |
| 改善 | 起動時の「claude command missing or broken」警告を削除—/doctor と /status に表示されるように変更 |
| 改善 | claude agents フッターから冗長なナビゲーションのヒント表示を削除 |
| 変更 | 左矢印キーでバックグラウンドタスク・diff・ワークフロー詳細ビューを閉じないように変更—Esc キーを使用する形に |
| 変更 | claude agents の空の一覧表示を、常に説明付きで整理されたセクション(Needs input / Working / Completed)を表示するように変更 |
| 修正 | macOS でバックグラウンドエージェントセッションを開いたり切り替えたりする際、誤ったメモリ不足検知により 15〜20 秒ほど固まる問題を修正(2.1.196 で発生したリグレッション) |
| 修正 | デーモンのセッショントークンが古くなった際、バックグラウンドセッションが attach・返信・停止に永続的に応答しなくなる問題を修正—セッションが自動的に復旧するように |
| 修正 | claude agents に戻ると実行中のサブエージェントが静かに停止し、プロンプトが最初から再実行されてしまう問題を修正—作業内容が引き継がれるように |
| 修正 | インタラクティブセッションにおけるメモリおよびターンごとの CPU 使用量のリグレッションを修正—コンテキスト使用量インジケーターが毎ターンごとにトランスクリプト全体を再解析しないように |
| 修正 | バックグラウンドエージェントが起動元のシェルではなくデーモンから古い PATH を継承し、Windows でツールが見つからなくなる問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドおよびエージェントビューのセッションが、シェルで export した ANTHROPIC_BASE_URL を無視し、API キーがデフォルトエンドポイントに送信されて 401 エラーとなる問題を修正 |
| 修正 | git worktree を多数抱えるリポジトリで Bash が「argument list too long」で失敗する問題を修正 |
| 修正 | worktree で隔離されたサブエージェントが、自身の worktree ではなく親のチェックアウトでシェルコマンドを実行してしまうことがある問題を修正 |
| 修正 | マルチリポジトリのワークスペースでネストしたリポジトリの worktree 作成が拒否され、バックグラウンドセッションが隔離・編集できなくなる問題を修正 |
| 修正 | 作業ディレクトリが削除されたりファイルに置き換わったり無効なパスになったりした際に、バックグラウンドエージェントがクラッシュループする問題を修正—明確なエラーとともに一度だけ失敗するように |
| 修正 | バックグラウンドデーモンの自動アップグレード失敗により、実行中の全バックグラウンドセッションが静かに強制終了される問題を修正 |
| 修正 | TaskStop・TaskOutput が、他のエージェントから起動されたバックグラウンドエージェントを見つけられない問題を修正—エラー時に実行中のエージェントを id と説明付きで一覧表示するように |
| 修正 | claude agents のコンポーザーで、そこでは使用できないスラッシュコマンドを入力すると、入力中のメッセージが破棄される問題を修正 |
| 修正 | 会話が別のセッションで既に開かれている停止済みセッションを開くと、エージェント一覧がクラッシュする問題を修正 |
| 修正 | 質問に既に回答済みであるにもかかわらず、エージェント一覧でバックグラウンドセッションが「Needs input」と表示され続ける問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドエージェントの起動失敗時に、実際のエラーではなく「exit_with_message」のみが表示される問題を修正 |
| 修正 | デーモン経由でフォークされた際、バックグラウンドセッションが settings.json の effortLevel 変更を無視する問題を修正 |
| 修正 | attach したバックグラウンドセッションが CLAUDE_CODE_DISABLE_MOUSE・CLAUDE_CODE_DISABLE_MOUSE_CLICKS によるオプトアウトを無視する問題を修正 |
| 修正 | 名前付きエージェントが全て完了しているにもかかわらず、/exit が実行中のバックグラウンドエージェントについて誤った警告を表示する問題を修正 |
| 修正 | WorktreeCreate フックが設定されている場合に、git 管理外のディレクトリから開始したバックグラウンドセッションがファイルを編集できない問題を修正 |
| 修正 | claude agents の @ ディレクトリピッカーに、登録済みの git worktree が表示されない問題を修正 |
| 修正 | Windows で /clear 後にバックグラウンドタスクの出力が空のファイルに恒久的に置き換わってしまう問題を修正 |
| 修正 | 長いトランスクリプト履歴を上にスクロールする際にコンテンツがジャンプする問題を修正 |
| 修正 | bash モードで入力中にシェル履歴の候補が表示されていると、ターミナルがちらついたりジャンプしたりする問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドセッションに再接続する際に ^[[I / ^[[O のエスケープコードがそのまま表示される問題を修正 |
| 修正 | LSP のみを提供するプラグインが、言語サーバーが診断結果を返したりナビゲーション要求に応答したりしているにもかかわらず、未使用として誤って警告される問題を修正 |
| VSCode | 設定に「Enable Remote Control for all sessions」のトグルを追加 |
2.1.202
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| 新機能 | /config に「Dynamic workflow size」設定を追加—Claude が動的ワークフローを生成する際のエージェント数(small/medium/large)を制御する目安(強制的な上限ではない) |
| 新機能 | ワークフローから起動されたエージェントが送信するテレメトリに workflow.run_id・workflow.name の OpenTelemetry 属性を追加—OTel データからワークフロー実行の活動を再構築可能に |
| 改善 | /workflows のエージェント一覧レイアウトを改善—タイトル欄を拡大、専用の時間列を追加、モデル名を短縮表示、行ごとのツール呼び出し数表示を廃止 |
| 改善 | MCP のエラーメッセージを改善—サーバー設定に url はあるが type がない場合、誤解を招く「command: expected string」ではなく "type": "http" を提案する明確なエラーを表示 |
| 変更 | /review <pr> を単発の高速レビューに回帰—効果レベルを指定した複数エージェントによるレビューは /code-review <level> <pr#> を使用 |
| 修正 | 検索中にインライン Ctrl+R 履歴検索を確定・キャンセルするとクラッシュする問題を修正 |
| 修正 | バックグラウンドセッションの /rename が、ジョブ再起動時に元に戻ってしまい新しい名前でセッションを指定できなくなる問題を修正 |
| 修正 | クライアント証明書のインプレースローテーション中に設定が再適用された際、一時的な mTLS ハンドシェイク失敗が発生する問題を修正 |
| 修正 | Remote Control(モバイル/web)からインタラクティブセッションに送信したコマンドが「Unknown command」で失敗する問題を修正 |
| 修正 | Remote Control のモバイル/web アプリからキャプションなしで送信した画像・ファイルが静かに破棄される問題を修正 |
| 修正 | claude auth login や claude mcp login --no-browser が出力するサインイン URL が、SSH 経由で折り返された際にクリックできない問題を修正—単一のハイパーリンクとして出力するように変更 |
| 修正 | claude agents からチャットを開く際、「currently running as a background agent」で失敗しワーカーのクラッシュ・再起動ループに陥る問題を修正 |
| 修正 | 文字列内に unicode のクォートエスケープを含むワークフロースクリプトがパース前に破損する問題を修正—ワークフローのパースエラーで問題の行を表示するように変更(常に TypeScript のせいにしないように) |
| 修正 | マイクや音声レコーダーが失敗した際に音声入力が無制限にリトライを繰り返す問題を修正—キャプチャの失敗が繰り返された場合は音声入力を一時停止するように |
| 修正 | /remote-control セッションがモバイル/web アプリで誤った権限モードを表示する問題を修正 |
| 修正 | git worktree が多いリポジトリで、セッションを名前で再開したり再開ピッカーを開いたりする操作が数分かかり大量のメモリを消費する問題を修正 |
| 修正 | プロキシやネットワークの切断でインストーラー・アップデーターのダウンロードが即座に「aborted」で失敗する問題を修正—一時的な接続切断はリトライされるように |
| 修正 | 既に読み込み済みのスキルを再度呼び出すと、その指示内容がコンテキストに重複して追加される問題を修正 |
まとめ
今週は 2.1.202〜2.1.207 の 6 バージョンがリリースされた。「Dynamic workflow size」設定の追加と /review <pr> の単発レビューへの回帰(2.1.202)に続き、2.1.203 では macOS での起動遅延やセッショントークン失効、ANTHROPIC_BASE_URL の欠落による API キー漏えいなど、バックグラウンドセッション周りの安定性・セキュリティに関わる修正が集中的に行われた。2.1.204 はヘッドレスセッションのフック関連の小さな修正にとどまったが、2.1.205 ではセッショントランスクリプトの改ざん防止や rm -rf 実行前の確認強化といった auto mode のセキュリティ強化、/doctor の全面チェックアップ化、エージェントビューの表示改善など、安全性と運用性の両面で手が加えられた。2.1.206 では、バックグラウンドエージェントの自動アップグレードのバックグラウンド化や /doctor の CLAUDE.md トリム提案、EnterWorktree の確認強化など、日常運用の快適さと安全性をさらに底上げする変更が加わった。週の締めくくりとなる 2.1.207 では、プラグイン設定値のシェルインジェクション修正という重要なセキュリティ対応に加え、auto mode の Bedrock/Vertex AI/Foundry でのデフォルト提供化やデフォルトモデルの Opus 4.8 への変更など、企業向け環境の利便性を高める変更も行われた。全体として、claude agents やバックグラウンドセッションの信頼性・安全性向上、そしてプラグイン・auto mode のセキュリティ強化に重点が置かれた週であった。